親の遺品として受け継いだ指輪、サイズが合わなくて引き出しにしまったままになっていませんか。
私も、母の指輪をそのまま受け取ったものの、指のサイズが全然合わず、着けられないまま何年も持っていました。
「サイズを直せば着けられるのに」と思いつつ、結局は直さずに手放すことを選びました。
この記事では、サイズ直しの費用と、そのまま売った場合の査定額を比べて、私がどう判断したかを正直にまとめます。
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✅ この記事の結論(要点)
- サイズ直しは数千円〜1万円台+3〜6週間かかる(出典:ajour)。着け続ける予定がないなら、費用に見合わないことが多い
- 買取業者はサイズを査定基準として明記しておらず、素材・宝石・ブランドで評価される
- フルエタニティリング等、素材・デザインによってはそもそもサイズ直しができない指輪もある
- 迷ったら「直す前に、まず無料査定に出してみる」のが一番遠回りしない方法
遺品の指輪、サイズが合わないのはよくあること
故人サイズ・男性用・ペアリングの片方…サイズが合わない典型パターン
遺品の指輪は、そもそも自分の指に合わないケースがとても多いと感じます。
親世代と自分とでは指の太さが違いますし、男性用の指輪を女性が受け継ぐ場合や、ペアリングの片方だけが手元に残る場合もあります。
指のサイズは季節によっても変わるといわれ、平均的な女性の号数は9〜11号前後、男性は13〜18号とされていますが、この幅から大きく外れることも珍しくありません。(出典:AIGIS)
私の場合はこうでした
母の指輪は私よりだいぶ細い指用に作られていて、私の指には全く入りませんでした。
「サイズさえ直せば着けられるのに」と思う一方で、そこまでして着けたいかと聞かれると、正直迷いがありました。

直せば着けられるのはわかってたの。でも「直してまで着けたいか」は別の話だったのよね
サイズ直しにかかる費用はいくら?

小さくする場合/大きくする場合の相場
調べてみると、サイズ直しの費用は思ったよりも幅がありました。
サイズを小さくする場合は約6,600円〜が目安とされています。(出典:ajour)
サイズを大きくする場合は約8,800円〜で、号数を上げる分の足し地金代が別途かかります。実例として、プラチナの婚約指輪を4号分アップしたケースで、サイズ直し6,600円+追加地金4,400円=合計11,000円という事例が紹介されていました。(出典:ajour)
期間はほとんどの場合3〜4週間、長くても3〜6週間ほどかかるとされ、急ぎ対応にはさらに追加費用がかかることもあるそうです。(出典:ajour)
ブランド品は購入店で無料になることも
ブランドの指輪であれば、購入店のアフターサービスとしてサイズ直しが無料になる場合もあるようです。(出典:ajour)
遺品の場合、購入店や保証書が分からないことも多いため、この選択肢が使えるとは限りません。
サイズ直し vs そのまま売る、私はこう比べました

サイズ直し代+着け続ける前提の価値
仮にサイズ直しに1万円前後かけたとしても、それは「これからも着け続ける」ことが前提の投資です。
私の場合、正直そこまで頻繁に着ける機会があるとは思えませんでした。
そのまま買取に出した場合の査定額
買取業者の公式ページを確認すると、査定基準として明記されているのは素材(金・プラチナの含有量)、宝石の種類・品質、ブランド、状態、証明書の有無で、サイズについての言及は見当たりませんでした。(出典:買取大吉)
つまり、サイズが合わないこと自体は、査定額を大きく左右する要素ではなさそうです。
私も実際、大吉・おたからやで9点をまとめて査定に出し、一次査定71.6万円→二次査定93万円という結果になりました。
このうちサイズが合わないものも含まれていましたが、それが理由で査定を断られることはありませんでした。
詳しい内訳はこちらの記事で公開しています。
| サイズ直し | そのまま売る(買取) | |
|---|---|---|
| 費用 | 小さく 約6,600円〜/大きく 約8,800円〜(4号上げで1万円超も) | 0円(査定・キャンセル無料) |
| 期間 | 3〜6週間 | 最短 即日〜数日 |
| サイズの影響 | 号数を上げるほど地金代が増える | 査定額に影響しない(素材・宝石・ブランドで評価) |
| こんな人に | これからも着け続けたい | 着ける予定がない |
実際にいくらで売れたかは、ティファニー ソリテール0.46ctの買取実例と0.40ctの買取実例で実額を公開しています。
💡 「直すか売るか」で迷ったら、まず今の査定額を知るのが早いです。査定・キャンセルは無料。着ける予定がないなら、直す前に一度出してみるのがおすすめです。
「直さず売る」と決めても、どのお店に出すかで迷いますよね。
私が主要4社(コメ兵・福ちゃん・リファスタ・ブランドオフ)の特徴を比べた記事も参考にどうぞ。→ ブランドジュエリー買取はどこがいい?4社を比較してみた
▶ 実際に福ちゃんの出張査定を自宅に呼んで、ジュエリー7点を見てもらった話はこちら(4社の実額を全部公開しています)
損得だけでなく「これから着けたいか」も判断軸に入れる理由
ただ、これは単純に損得だけの話ではないとも思っています。
「サイズを直してでも着けたい」という強い気持ちがあるなら、その価値観を優先していいはずです。
そうでないなら、無理に直さず、まず今の価値を知ってから決めても遅くはありません。

「継承したい気持ち」と「経済的な合理性」、どちらが正解というものではない。自分がどちらを大事にしたいかで決めればいいんじゃ
サイズ直し済みの指輪は査定で不利になる?
「直してから売ろう」は基本的に不要な理由
「サイズを直してから売った方が印象がいいのでは」と考える方もいるかもしれません。
ですが、買取業者は素材・宝石・ブランドで評価するため、わざわざサイズ直しの費用をかけてから売る必要はなさそうです。
むしろサイズ直しにかかった費用分、手元に残るお金が減ってしまう可能性の方が高いといえます。
そもそも直せない指輪もある
指輪の種類によっては、そもそもサイズ直しができないものもあります。
全周に石が留められた「フルエタニティリング」は、切断すると石留めごと壊れてしまうため、基本的にサイズ直しができないとされています。(出典:はらじゅく時計宝石修理研究所)
真鍮やサージカルステンレスなど硬い素材、模様入りのデザインも、加工が難しかったり仕上がりに影響が出たりすることがあるようです。(出典:ajour)
もし直せないタイプの指輪なら、悩む余地なく「売る」一択になるので、かえって気持ちは楽かもしれません。
サイズが特殊(号数が大きい/小さい)でも買取額は下がらない?
号数が平均から大きく外れていると査定が伸びにくいのでは、という声も一部で見かけます。
ただ、これは業界解説記事などで見られる見方であり、買取大吉などの公式ページで明確に定めている基準ではありません。
貴金属は基本的に地金・宝石そのものの価値で評価されるため、号数の大小だけで大きく損をするとは考えにくいというのが実感です。
💡 サイズを気にして悩むより、まず無料査定でだいたいの金額を知ってから考える方が、結局は早いと感じています。
判断に迷ったらこの順番で
- まず無料査定に出してみる……サイズ直し前でも査定は受けられます
- 査定額を見てから「直して着けるか」「売るか」を決める……先に金額を知ることで、判断に迷いがなくなります
- 複数社で比較する……1社の提示額だけで決めず、比べてから決めると安心です
「売ってもいいのか」という罪悪感が先に立つ方は、形見の指輪は売っていい|私が実際に売った額と、罪悪感なく手放す進め方もあわせてご覧ください。
サイズ以外に「これからも使うかどうか」で迷っている方は、婚約指輪・ダイヤはリフォームと売却どっちが得?もご参考にどうぞ。
よくある疑問(FAQ)
Q. サイズ直しした跡があると査定は下がりますか?
A. 査定基準として公式に明記している業者は見当たりませんでした。素材・宝石の価値が中心のため、大きな影響は受けにくいと考えられます。
Q. ペアリングの片方だけでも売れますか?
A. 片方だけでも査定・買取の対象になることが一般的です。まずは査定に出してみることをおすすめします。
Q. 男性用の指輪もサイズ関係なく売れますか?
A. 男性用・女性用に関わらず、素材や宝石の価値で査定されるため、サイズによって売れないということはありません。
Q. 遺産分割中でも指輪を売っていいですか?
A. 遺産分割協議が終わっていない場合は、相続人間でのトラブルを避けるため、先に話し合っておくのが安心です。税務上の取り扱いも含め、不安な場合は税理士など専門家に確認することをおすすめします。
まとめ
- サイズ直しは数千円〜1万円台+3〜6週間。着け続ける予定がなければ費用に見合わないことが多い
- 買取査定はサイズでなく素材・宝石・ブランドで評価される
- フルエタニティ等、そもそも直せない指輪もある
- 迷ったら「直す前に、まず無料査定」が一番遠回りしない
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