✅ この記事の結論(要点)
- シロアリの羽アリが出る時期は種類でちがう(ヤマトシロアリ=4〜5月の昼/イエシロアリ=6〜7月の夜)。
- 家の中や基礎まわりで羽アリを見たら、シロアリの可能性が高い。まずは落ち着いて見分ける。
- いちばんのNGは「殺虫剤をまくこと」。逃げて被害が広がることも。メモして・虫を袋に取って・業者に見せるのが正解。
家の中で、ある日とつぜん小さな羽アリが何匹も——。
「これってシロアリ?」「今すぐ潰したほうがいい?」と、ぞわっとしますよね。
私も実家のシロアリを経験しているので、その焦りはよく分かります。
この記事では、羽アリが出る時期と、見つけたときにやってはいけないこと・正しい対処を、公的機関(日本しろあり対策協会)の情報と私の体験をまじえてまとめました。
結論を先に言うと、あわてて殺虫剤をまくのがいちばん危険です。理由も後で説明します。

家の中で羽アリを見つけると、ほんとにゾッとしますよね。私も実家のシロアリで慌てました。

まず落ち着くのじゃ。羽アリは「見分け方」と「やってはいけないこと」さえ知っておけば大丈夫じゃよ。
※本記事はプロモーション(広告)を含みます。
我が家は「羽アリ」ではなく、床のふかふかで気づきました【体験】
正直にお伝えすると、私が実家のシロアリに気づいたきっかけは、羽アリではありませんでした。
廊下の床が、なんとなく「ふかふか」する。
最初は気のせいだと思って、半年ほど様子を見てしまったんです。
これが大きな後悔でした。調べてもらったら、床下でシロアリの被害がしっかり進んでいました。
日本しろあり対策協会も、シロアリのサインとして「羽アリ」だけでなく「柱が下がる」「建具の立て付けが悪くなる」といった建物の異常を挙げています(出典:日本しろあり対策協会)。
つまり、羽アリを見なくても、床のふかふかや戸のたてつけの悪さも黄色信号なんです。
だからこそ、羽アリという「分かりやすいサイン」が出たなら、それは動くべき合図。放置は禁物です。
シロアリの羽アリはいつ出る?種類別カレンダー
羽アリが出る時期は、シロアリの種類によってちがいます。日本しろあり対策協会の情報をもとに、代表的な種類をまとめました。
| 種類 | 時期 | 時間帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ヤマトシロアリ | 4〜5月 | 昼間 | 全国に分布。もっとも身近 |
| イエシロアリ | 6〜7月 | 夜 | 電灯に飛んでくる |
| アメリカカンザイシロアリ | 6〜9月 | 昼間 | 外来種。何度も飛ぶ |
| ダイコクシロアリ | 5〜8月 | 夜 | 少数ずつ電灯に集まる |
(出典:日本しろあり対策協会「羽アリが飛ぶ時期はいつごろですか?」)
地域差もあり、沖縄は2月ごろ、東北・北海道は6月ごろとされています。
「雨上がりで気温が急に上がった、蒸し暑い日」に飛びやすい、とも言われます。
いちばん身近なヤマトシロアリなら、春(4〜5月)のお昼に大量発生したら要注意、と覚えておくと安心です。
それ、本当にシロアリ?クロアリとの見分け方

あわてる前に、まず確認したいのが「シロアリの羽アリ」か「クロアリ(黒い蟻)の羽アリ」か。見た目で見分けられます。
チェックは3か所です。
- 触角:シロアリは数珠(じゅず)のようにまっすぐ。クロアリは「く」の字に曲がっている。
- はね:シロアリは4枚ぜんぶ同じ大きさ。クロアリは前のはねが後ろより大きい。
- 腰(どうのくびれ):シロアリは寸胴でくびれなし。クロアリはキュッとくびれている。
家の中や基礎まわりで、この特徴の羽アリを見たら、シロアリの可能性が高いです。
協会も「毎年5月ごろに羽アリが出る」という相談に、「シロアリの羽アリにほぼ間違いないので専門業者に見てもらってください」と答えています(出典)。
羽アリを見つけたら、まずやること・やってはいけないこと
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。

気持ち悪くて、つい殺虫剤をまきたくなっちゃう…。

それが一番いかん。驚いた虫が散らばって被害が広がることがあるんじゃ。「残して業者に見せる」が正解じゃ。
❌ やってはいけないNG行動:殺虫剤をまく
「気持ち悪いから、殺虫剤で一気に退治したい」——気持ちはとても分かります。
でも、巣に向けて殺虫剤をまくのは逆効果になることがあります。
日本しろあり対策協会も、業者を待つあいだの対応について「虫が逃げてしまうので、できればそのままにしておいたほうがよい」とはっきり書いています(出典)。
驚いたシロアリが散らばって、かえって被害の範囲が広がってしまうおそれがあるからです。
⭕ 正しい対処、3ステップ
協会がすすめている手順は、とてもシンプルです。
- 羽アリが出てきた場所をメモしておく(どこから出たかが、調査の大事な手がかりになります)。
- 出てきた虫を、袋などに入れて数匹とっておく。
- 業者が来たときに、その虫を見せる。
「潰す・まく」より、「残して・見せる」。これが正解です。
〔補足〕どうしても気になる場合、殺虫剤よりは掃除機で吸うほうが無難、という業者さんの声もあります。ただしこれは公式見解ではなく現場の一般的なアドバイスなので、基本は「触らず業者へ」で大丈夫です。
羽アリを見たら、業者に相談していいタイミングは?
答えは、「見た、その時点で相談してOK」です。
羽アリは、地下や木材の中で育ったコロニー(巣)が、ある程度成熟してから出す“繁殖のサイン”。
だから羽アリが出たということは、すでに家のどこかに巣がある可能性が高いのです。
「時期を逃したから、もう遅いかな…」と待つ必要はありません。むしろ早いほど、被害も費用も小さく済みます。
多くの業者が無料で現地調査をしてくれます。まずは「見てもらうだけ」でOK。その場で契約する必要はありません。
なお、シロアリ業者で「シロアリ110番」を検討しているなら、口コミ・評判を実際に検証した記事もあわせてどうぞ。悪徳業者に高く払わないための見分け方も書いています。
※調査・見積もりは無料です。売る・契約する義務はなく、お金もかかりません。「まずは見てもらうだけ」でOK。気に入らなければ断れて、しつこい営業もありません。
2社目に相見積もりを取りたいときは、こちらも便利です。
羽アリは「氷山の一角」。放置した我が家はどうなったか
冒頭でお話ししたとおり、我が家は羽アリより先に「床のふかふか」で気づき、しかも半年も様子を見てしまいました。
その結果、駆除にかかった費用は82万円(バリア工法・32.40坪)。
しかも、あとから相見積もりを取ったら、業者によって金額がまるで違うことも分かりました。
羽アリにせよ床のふかふかにせよ、サインを見たら早く動く・複数社で見積もる。これだけで、かかるお金は大きく変わります。
▶ 実際の内訳・相見積もりで28万円安くした実録はこちら(シロアリ駆除費用82万円の体験)
まとめ
- シロアリの羽アリは、ヤマトシロアリなら春(4〜5月)の昼が要注意。種類で時期はちがいます。
- 家の中・基礎まわりで見たら、触角・はね・腰の3点で見分ける。シロアリの可能性が高ければ動く合図。
- 殺虫剤はNG。「メモして・袋に取って・業者に見せる」が正解。
- 羽アリは巣が育ったサイン。見た時点で、無料調査を頼んでOKです。
羽アリは不安になりますが、正しく動けば大丈夫。あわてて潰す前に、この記事を思い出してもらえたらうれしいです。


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